CentOS/yum をプロキシ経由で利用する方法

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目次

継続してプロキシ経由させる

/etc/yum.conf にプロキシサーバのアドレスを記述し、yum コマンドを実行する。

proxy=http://proxy.example.com:8080

一時的にプロキシ経由する

一時的に http_proxy 変数を設定する。

export http_proxy=http://proxy.example.com:8080

この設定で wget コマンドもプロキシ経由できる。

fastestmirror が海外のサーバを参照するようになってしまう

CentOS がファイヤーウォールの内側にあり直接 Web アクセスができないような環境の場合、fastestmirror がうまく動作せず、海外のミラーサーバを参照してしまう時がある。

どのミラーサーバが選択されるかは、ミラーサーバとの応答時間が短い順にアクセスするようになっている。応答時間は /var/cache/yum/x86_64/6/timedhosts.txt などに書かれている。

[shell]# cat /var/cache/yum/x86_64/6/timedhosts.txt |sort -k2
ftp.jaist.ac.jp 0.0267918109894
ftp.iij.ad.jp 0.0268590450287
mirror.fairway.ne.jp 0.0332260131836
www.ftp.ne.jp 0.0369520187378
...

海外のミラーサーバを参照してしまう時は、timedhosts.txt に書かれた応答時間が 99999999999 になってしまっている。

[shell]# cat /var/cache/yum/x86_64/6/timedhosts.txt |grep .jp
ftp.riken.jp 99999999999
ftp.nara.wide.ad.jp 99999999999
ftp.jaist.ac.jp 99999999999
www.ftp.ne.jp 99999999999
...

yum のキャッシュ情報をクリアし、timedhosts.txt を作成しなおしても同じ。

[shell]# yum clean all 

国内ミラーサーバを参照するようにする

/etc/yum/pluginconf.d/fastestmirror.conf を修正し、.jp ドメインのミラーサーバのみに接続するよう下記行を追記することで、海外のミラーサーバへアクセスしないようにする。

include_only=.jp
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