MySQL のメンテナンスコマンド
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mysqlcheck
mysqlcheck は MySQL サーバコマンド CHECK, REPAIR, ANALYZE, OPTIMIZE を利用してテーブルのメンテナンスと修復をすることができる。
mysqlchk コマンドと違い、MySQL サーバが実行している時に使う。
構文
mysqlcheck [OPTIONS] database [table] mysqlcheck [OPTIONS] --databases DB1 [DB2 DB3 ...] mysqlcheck [OPTIONS] --all-databases
実行例
mysqlcheck -o -A mysqlcheck -r -A mysqlcheck --auto-repair --check --optimize --all-databases
OPTIONS
- -A, --all-databases
- すべてのデータベースを対象にする。
- --auto-repair
- テーブルが破損していた場合、自動的に修復する。
- -c, --check
- テーブルのエラーをチェックする。
- -o, --optimize
- デーブルを最適化する。
- -r, --repair
- ほとんどのエラーを修復することができる。ただし、ユニークキーが一意でないエラーには対応できない。
参考ページ
- MySQL4.1 リファレンスマニュアル [dev.mysql.com]
myisamchk
MyISAM テーブル（.MYI と .MYD）のチェックと修復をすることができる。
mysqlchk コマンドは MySQL サーバが停止している時にシェルから実行する必要がある。（あるいは FLUSH TABLES ですべてのテーブルを閉じておく必要がある。）
OPTIMIZE TABLES コマンドよりも高速にチェックでき、重大エラー時の修復の信頼性が高い。
構文
myisamchk [options] table_name
実行例
myisamchk *.MYI myisamchk --fast --force /path/to/datadir/*/*.MYI
options
- -F, --fast
- 正しく閉じられなかったテーブルだけをチェックする。
- -f, --force
- テーブルにエラーが検出された場合、-r,--recover で修復する。
- -r, --recover
- ほとんどのエラーを修復できる。ただし、ユニークキーが一意でないエラーには対応できない。
- -r で修復できない場合のみ -o オプションを実行する。
- -o, --safe-recover
- 古いリカバリ方式を使用する。
- -r オプションよりかなり遅いが、-r で処理できない場合にも対応することができる。
- 通常は -r オプションを使い、失敗した場合に -o オプションを使う。
参考ページ
- MySQL4.1 リファレンスマニュアル [dev.mysql.com]
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